保健師の資格と求人

保健師になるためには、厚生労働大臣の免許を取得する必要があります。保健指導をする仕事ですので、国家資格を取得しないと保健師にはなれません。ですから、まず保健師になりたいと思うのであれば、指定の学校を卒業する事です。つまり、保健師になるための学校や大学、看護師養成の専門学校や短期大学、看護系と保健師の両方を取得するための学校を卒業することで、保健師国家試験を受験する資格をもらえます。あくまで、国家試験を受験する資格であって、保健師の国家試験を合格しなければ、保健師の資格を取得することはできません。また、注意したい点がありまして20008年より保健師になるためには、保健師の国家試験も看護師の国家試験も合格しないと、保健師の資格を取得できないのです。法律が改正される前までは、看護師の国家試験に落ちても、保健師の国家試験に合格すればよかったのですが、少し内容が変更になっているので、自分で調べて認識しておくことも大切です。ここまででもかなりの努力が必要になりますが、保健師の資格を取得したあとの就職の求人状況も、現状ではとても厳しい様です。免許の取得も就職も大変な努力が必要のようです。

保健師の役割

保健師とは、高齢化社会において重要な役割をになう資格です。世界のトップをしめる日本の平均寿命は、高齢化社会の象徴ともいえます。保健師の役割は、地域に住んでいる妊婦さんや産後婦さん、赤ちゃんや子供、自宅療養中の患者さんや高齢者に対して、安全に健康で日常生活を送ることが出来るようにそれぞれの人とコミュニケーションを取り、相談にのって不安をとるなどのサポートをするのです。また保健師は、医者と協力しながら日頃から地域の人たちの健康状況を把握し、問題に対しての解決案を考えたりもします。また保健師は、障害者に対してのサポートも行っており、社会復帰に協力しながら、精神的な面もサポートしていきます。このような役割からもわかるように、保健師は、病気等の医療に関する知識以外に、人とのコミュニケーション能力も必要とされます。悩みを抱えている人の相談にのり解決していく喜びも多い職業ですが、心から人に接し、親身に相談に乗る事ができない人には、すこし難しい職業といえます。

現代社会における保健師の現状

保健師になるには、看護師の国家試験と保健師の国家試験に合格しなければなれませんが、看護師としての経験を積まなければいけないということではありません。保健師の役割は、地域の住民達の健康を把握し、病気にならないように予防の手助けをすることで、看護師の役割は、病気にかかってしまった人をサポートすることです。保健師の役割は、病気にかかっていない人がほとんどで、妊産婦や育児の問題等にも積極的に取り組む姿勢があります。育児中で子育てに悩んでいる母親をサポートしたり、幼児のいる家庭を保健師が家庭訪問することで、子供を虐待から守ることができた例も少なくないのです。しかし、保健師が虐待を発見する事が難しくなってきています。それは、プライバシーの保護が厳しくなった現代の煽りで、保健師のサポートを求める人のみに、援助する事しかできなくなってしまったのです。しかしながらそんな厳しい現状の保健師にも朗報があり、今年度からメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健康診査・特定保健指導が40〜70歳の国民に義務付けられ、その検査結果から生活習慣病または予備群と判定された場合、保健指導を受けなければならなくなり、その指導担当者に保健師も含まれたのです。保健師は今後さらに注目を集める資格になっていきそうです。

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